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オリコンチャート.com - 効果的なWEBテキストと適切なドメイン

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SEOとドメインの関係は「鐘の音」

効果的なSEOとは「文章を正すこと」とこれまで説明させて頂きました。「キーワードの関連性と重要性を上げること」が大切であり、キーワードの選び方や配置の仕方についても述べさせて頂きました。

この作業だけでもSEOの効果は期待できるでしょう。しかし、ドメイン自体の活用には特に述べず、これまでの説明は「WEBテキスト」に対しての改善策がメインでした。

その理由は、「ドメイン」は"ドメインだけ"ではほとんど価値が無い、という部分にあります。「ドメイン」は、「効果的なWEBテキスト(文章)」があって初めて価値が生まれる、という性質を持っているのです。「文章」の内容が薄ければ「ドメイン」の効果は意味を成さず、「WEBテキスト」の内容が効果的であれば「ドメイン」の効果は相乗的に増す、ということです。

これは、例えるとすると「鐘の音」に似ているのかも知れません。年越しに聞こえる「鐘の音」は、日本に住んでいれば誰もが耳にした事があるのではないでしょうか。鐘に撞木(しゅもく:鐘つき棒)を打つ事で鐘が響く、これが「鐘の音」になります。鐘は、強く打てば強く響き、弱く打てば弱く響く。鐘の音に同じ音はなく、それは鐘を付く人間の心境を、反映しているからだと言われています。それだけ鐘の音は、打つ側の状態次第だという事です。

鐘が「ドメイン」、撞木を振る人が「WEBテキスト」で撞木の振り方・振る力は「ドキュメントの効果性」、そこから響く鐘の音が「検索結果」とお考え下さい。「鐘」だけが存在しても鐘は響かないのと同様に、「ドメイン」だけでは何も効果は得られません。「撞木の振り方・振る力」である「WEBテキスト」が存在して、初めてその響きとなる「検索結果」が生まれるのです。

当然ですが、躊躇わず一点を見据え渾身の力で撞木を振れば、鐘は大きく綺麗に響きますが、撞木は腕力以上の力で振ることはできません。渾身の力で一点を見据え撞木を振った「鐘の音」が良いのと同じように、「WEBテキストの効果性」を限界まで引き出し、それを集約させれば良い「検索結果」得ることができるのです。同時に、「WEBテキストの効果性」以上の結果は出せないことを意味します。つまり、SEOとは"「WEBテキストの効果性」を限界まで引き出し、集約させる"事を指します。ですから、これまでの説明は「文章を正すこと」を基本に、「WEBテキスト」の価値を上げてきました。これらは全てドメインによるSEO効果を上げる為の準備だったとも言い換える事ができます。

では、実際にドメイン名を付けてみましょう。

WEBサイトをお店として考えてみてください。ドメインがお店の「看板」、WEBテキストは「商品」です。そしてこの場合、主に扱う商品が「いちご」であるとします。まず、お客様は看板を見てこの店は何を扱っているのかを想定し、お店に足を運んで下さいます。この時、看板に「いちご」と書いてあれば、シンプルでお客様は理解し易いと思います。でも、果物のいちごを扱っているのか、いちご柄の雑貨を扱っているのか。もしかすると、店の名前として書かれているだけで、いちごと全く関係ないのか。

少し極端な例ではありましたが、看板だけでは、店内の情報はハッキリ分かりません。その時、店内には多種多様な「いちご」が溢れんばかりに並んでいるとします。お客様は、この店は果物である「いちご」を主に扱っているのだなと、間違いなく認識して頂けるでしょう。そして、その時の印象が強ければ強いほど、今後「いちご」を買う際にこのお店を思い出して頂けるかもしれません。

では次に、看板に「いちご」ではなく「果物屋」と書いていればどうでしょう。看板を見た時点で「メロン」「みかん」「リンゴ」と、色んな果物を連想してしまいます。ですから、店内を見て沢山の「いちご」が並んでいても、お客様の頭には「ここは果物屋」という先入観から、「いちご」の印象が薄くなってしまいます。そして次に、看板には「いちご」と書いてあるが、店内は普通の果物屋である場合です。「いちご」好きなお客様が看板を見て店内に足を運んでしまったら、とてもガッカリしてしまうでしょう。第一印象を「いちご」と植付けた事で、お客様の期待を裏切ってしまった事になります。

この事から何を申し上げたいのかというと、「看板」と「商品」のキーワードに食い違いがあり、その差が大きければ大きいほどお客様は混乱し、お店の印象が薄くなってしまうという事です。ここでいうお客様は「ユーザーとロボット」を指します。この場合の理想の形は、商品であるWEBテキストが一番アピールしているキーワードを、看板であるドメインで使用する事なのです。最初の例である、看板に「いちご」と書かれていて店内に沢山の「いちご」が並んでいる状態です。

ドメイン名を適切に付けることで、ロボットに対してはキーワードをより強くアピールできますし、ユーザーに対しては、ドメインからWEBサイト内を容易に想像でき、その期待を裏切らない情報を提供できるという事なのです。SEOの効果が得られて、ユーザーに快適にアクセスしていただく(WEBアクセシビリティといいます)事ができる。まさに一石二鳥です。

少し長くなりましたが、一言でいうとドメインとは「鐘」です。そして、SEOとドメインの関係は「最も良い音を響かせる鐘」です。その中に、ドメインを有効活用する為の、必要不可欠な存在が「WEBテキスト」(撞木の振り方・振る力、振る人そのもの)なのです。

より良い鐘の音(SEOの効果)を出すために、撞木の正しい振り方と振る力(正しい文章で、内容の充実したWEBテキスト)、そして良い鐘(適切なドメイン)を用意し、より大きな響きを生み出しましょう。

そして私共は、その正しい文章から作る充実したWEBテキストと、それに適したドメインを用意する為に、技術・情報を広く提供していく次第であります。

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